外壁塗装 雨漏り

外壁塗装におけるコーキングの種類と特徴を詳しく解説!

10月 10, 2022

コーキングの種類
  • どんなコーキングがあるのか気になる・・・
  • 用途に合わせたコーキングの種類が知りたい!

コーキングの種類ってたくさんありすぎてどれが良いのか分かりませんよね?

私は塗装会社を経営し、現場でも直接担当したお家が25年間で約400棟施工。塗装工事とコーキングは密接し、塗装職人はコーキングについて詳しい人が多数います。

本記事では、塗装工事・外壁塗装で使用されるコーキングについて解説していきます。

記事を読めば、ご自宅の塗装工事だけでなく、DIYで間違うこと無く補修ができるようになります。

外壁塗装

外壁塗装におけるコーキングとは?

コーキングは別名”シーリング”とも言いますが、一般の方には浸透していないので、業界だけの名称。塗装工事に限らず、あらゆる工事に幅広く使用されてます。

外壁塗装におけるコーキングの主な役割は2つあり、「雨漏り対策」と「緩衝材(クッション)」の役割を果たしています。

雨漏り対策
コーキングによる雨漏り対策とは穴や隙間を埋めて、場合によっては上から塗料で保護いたします。
緩衝材(クッション)
主にサイディング外壁のお家には必ず使用されるコーキング。建物は常日頃揺れているため(地震・強風・大型トラックの通過・温度変化によるサイディングの伸縮等)、伸縮性が高く、劣化しにくいコーキング材が求められます。
コーキング打ち替え

≫ サイディング外壁にあるコーキングの役割を徹底解説

コーキングの種類

変成シリコン系ポリウレタン系シリコン系
耐久性
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
価格高価普通安価〜高価
主な使用箇所屋根・外壁屋根・外壁内装(塗装しない箇所)
塗料との相性やや悪い良い最悪
備考紫外線に強く、塗装しないん外回りに向いている。紫外線に弱いが、塗料との密着性は良いため、外壁塗装の下地に向いている。耐久性はあるが、塗料との相性は最悪
水回りなどに向いている。

一概にコーキングと言っても種類や、商品は無数に出ており、使用箇所や種類を間違えると撤去が困難になり大変です。

間違った種類のコーキングを使ってる業者やお客さんが多いです!

変成シリコン系

メリット
デメリット
  • 紫外線に強い
  • 耐久性に優れてる
  • 幅広い用途に使える(・石材・金属・木・モルタル・コンクリート・プラスチック・タイル・陶器等)
  • 価格が高い
  • 塗料との密着性はイマイチ
  • サイディング外壁に使用すると塗料が割れやすい

外壁塗装や屋根工事後に”後打ち”する場合、コーキング材がむき出しになるので変成シリコン系が適してます。

ポリウレタン系

メリット
デメリット
  • 塗料との相性が良い
  • 価格が安い
  • 紫外線に弱い
  • 屋外では上から塗装が必要

塗装する前提であれば、紫外線に弱いが塗膜でカバーしてくれる。塗料との相性が良いポリウレタン系を使用するのをおすすめします。

シリコン系

メリット
デメリット
  • 耐水性・耐久性に優れてる
  • 耐熱に強い
  • 価格が安い
  • 塗装できない

キッチン周りや浴槽に適してます。外壁や屋根の塗装する箇所に使用してしまうと、工事の際に撤去が必要。

1液型・2液型(硬化の仕方)

1液型や2液型は材料の硬化の仕方です。2液型は完全にプロ専用のコーキング材になりますが、塗装工事の時の参考に!

1液型
2液型
  • 扱いがかんたん
  • 価格が高い
  • 小規模工事向き
  • 硬化が遅い(空気乾燥)
  • DIYにも適してる
  • 扱い難しい
  • 価格が安い
  • 大規模工事向き
  • 硬化が早い(硬化剤により)
  • 専用工具が必要

コーキング専門な方は2液型。塗装職人は1液型を使用するのが多いです。

コーキング材の選び方

診断

コーキング使用箇所"診断"

どこに使用しますか?

今後塗装する予定の箇所ですか?

診断結果 『ポリウレタン系』

塗料との相性の良いポリウレタン系のコーキング材がおすすめです。
室内は紫外線の影響を受けづらく、塗料との相性を最優先したコーキング材が適してます。

ホームセンターでも品揃えが豊富なので、素人の方でもコーキング選びに困りません。

もう一度診断する

診断結果 『シリコン系』

塗装しないのであれば、シリコン系のコーキング材がおすすめです。
シリコン系は耐久性・耐熱性に優れており、室内であればほとんど劣化しません。

ホームセンターで300円〜700円程度で購入できるので、小さな補修にも適してます。

もう一度診断する

診断結果 『変成シリコン系』

今後、塗装の予定があるかもしれない時は変成シリコン系のコーキング材がおすすめです。
間違って”シリコン系”を使用すると、塗装する場合には塗料が塗れなくなります。

塗装するか分からない場合は「変成シリコン系」か「ポリウレタン系」(単独だと紫外線に弱い)を使用しましょう。

もう一度診断する

屋外の箇所は?

外壁材はサイディングですか?

診断結果

外壁塗装を同時に検討してる場合
・先打ち(上から塗装で保護)ならポリウレタン系
・後打ち(コーキング材むき出し)なら変性シリコン系
サイディングは建物の構造上、コーキング工事がとても重要になります。間違うと大変なことになりますので、専門の業者に依頼することが大前提です。

サイディングのコーキングについて別記事にて詳しく解説しております。
≫ サイディング外壁にあるコーキングの役割を徹底解説

もう一度診断する

今後塗装する予定の箇所ですか?

診断結果 『ポリウレタン系』

塗料との相性の良いポリウレタン系のコーキング材がおすすめです。
塗装の予定があればおすすめしますが、2年・3年と放置しますと劣化してきます。
ポリウレタン系は、塗料の保護が前提なので注意してください。

ホームセンターでも品揃えが豊富なので、素人の方でもコーキング選びには困りません。

もう一度診断する

診断結果 『シリコン系』

塗装しないのであれば、シリコン系のコーキング材がおすすめです。
シリコン系は耐久性・耐熱性に優れており、劣化しにくく塗料の保護が必要ありません。

ホームセンターで300円〜700円程度で購入できるので、小さな補修にも適してます。

もう一度診断する

診断結果 『変成シリコン系』

今後、塗装の予定があるかもしれない時は変成シリコン系のコーキング材がおすすめです。
間違って”シリコン系”を使用すると、塗装する場合には塗料が塗れなくなります。

塗装するか分からない場合は変成シリコン系
塗装の予定が決まってる場合はポリウレタン系(単独だと紫外線に弱い)を使用しましょう。

もう一度診断する

塗装できる屋根ですか??

診断結果 『変成シリコン系』か『ポリウレタン系』

塗料との相性の良いポリウレタン系のコーキング材がおすすめです。
塗装の予定があればおすすめしますが、2年・3年と放置しますと劣化してきます。
ポリウレタン系は、塗料の保護が前提なので注意してください。

屋根は過酷な環境下にさらされているので、外壁よりも耐久性が求められます。塗装の日程が決まってないのであれば変成シリコン系が適してます。

もう一度診断する

診断結果 『シリコン系』

塗装できないのであれば、シリコン系のコーキング材がおすすめです。
シリコン系は耐久性・耐熱性に優れており、劣化しにくく塗料の保護が必要ありません。

屋根は雨仕舞を計算して作られてます。(屋根に限りませんが)むやみに隙間を埋めて雨漏りする事もありますので、屋根のコーキング工事は業者に依頼しましょう。
・雨仕舞 雨水をきちんと排水する仕組み。

もう一度診断する

診断結果 

塗装できるか分からない場合は専門の業者に聞いてみましょう!
屋根は過酷な環境下にさらされているので、外壁よりも耐久性が求められます。
塗料・コーキングの選択ミスをすると「ひび割れ」「剥がれ」等の不具合を起こします。

知識・経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。
≫ 外壁塗装で失敗しない業者のシンプルな選び方

もう一度診断する

塗装できる箇所ですか??

診断結果 『変成シリコン系』か『ポリウレタン系』

塗料との相性の良いポリウレタン系のコーキング材がおすすめです。
塗装の予定があればおすすめしますが、2年・3年と放置しますと劣化してきます。
ポリウレタン系は、塗料の保護が前提なので注意してください。

塗装の予定が決まってないのであれば変成シリコン系が適してます。

もう一度診断する

診断結果 『シリコン系』

塗装できないのであれば、シリコン系のコーキング材がおすすめです。
シリコン系は耐久性・耐熱性に優れており、劣化しにくく塗料の保護が必要ありません。

建物は雨仕舞を計算して作られてます。むやみに隙間を埋めて雨漏りする事もありますので、専門業者に依頼することも一つの方法です。
・雨仕舞 雨水をきちんと排水する仕組み。

もう一度診断する

診断結果 

塗装できるか分からない場合は専門の業者に聞いてみましょう!
アルミや鋳物などに塗料・コーキングの選択ミスをすると「ひび割れ」「剥がれ」等の不具合を起こします。

知識・経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。
≫ 外壁塗装で失敗しない業者のシンプルな選び方

もう一度診断する

どんなに高耐久で高額のコーキング材を使用しても、きちんとした仕様を守った安価なコーキング材のほうがはるかに長持ちします。
知識を持った優良業者に依頼する事はもちろん、DIYでの適当なコーキングは辞めましょう。
≫ 外壁塗装で失敗しない業者のシンプルな選び方

まとめ

コーキングは用途に合わせて種類を選び、きちんとした仕様を守らないと、特に屋外での耐久性がありません。
難しい知識は必要ないので、小さな補修ならご自身でも可能です。

コーキングの種類

  • STEP1
    変成シリコン系
    ・紫外線に強く、耐久性に優れてる。
    ・塗料との相性はポリウレタンより劣る
    ・価格が高い
  • STEP2
    ポリウレタン系
    ・塗料との相性が良い
    ・価格が安い
    ・紫外線に弱いが、塗装の下地に最適
  • STEP3
    シリコン系
    ・上から塗装ができない
    ・耐水性や耐熱性に優れてるので、キッチンや浴槽などの水回りに向いている。
  • STEP4
    1液型
    ・扱いやすい
    ・DIYでの補修向き
  • STEP5
    2液型
    ・専用器具が必要でプロ専用
    ・大型物件向きで、価格が安い

むやみに隙間を埋めると雨漏りしますよ!

コーキング工事は雨漏りに直結する可能性があるので、見えない箇所にも気を配る必要があります。また、足場を伴う工事を検討してるのであれば、同時におこなうことでお得に工事が出来るのでおすすめです。
≫ 外壁塗装と一緒に行えば安くなる工事を解説!【知らなきゃ損する】

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森口 よしお

25年間この業界に身を置き、下請け業者として今も毎日外壁塗装をさせていただいております。 会社の宣伝ではなく、第3者の意見として現場で感じた事をお伝えしていければと思います。

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