外壁塗装

外壁塗装と一緒に行えば安くなる工事を解説!【知らなきゃ損する】

8月 10, 2022

  • "外壁"だけ塗装しようと考えてる・・・
  • まとめて塗装するとお得になる理由が知りたい!

私は塗装会社を経営し、現場でも直接担当したお家が25年間で約400棟施工。本記事では、外壁塗装と同時に行うとお得になる工事を解説していきます。

外壁塗装には必ず足場が必要です。まとめて工事することで足場費用は1回で済みます。
無駄な工事はする必要はありませんが、本記事を読んでお得かどうか判断基準にしてください。

外壁塗装

外壁だけ塗装よりもまとめて塗装すればお得に

外壁塗装と言っても何処を指すのか分かりませんよね?

  • 外壁
  • 屋根
  • 付帯部分

なにも知らないで、これらを部分的に塗装すると損します!

どうして損するか詳しく教えて!

外壁塗装をするには必ず足場が必要です。
部分的な塗装にも必ず必要になるので、まとめて工事すれば足場費用も1回で済み、その分安く外壁塗装が行なえます。

また、同時に行うことで工事がスムーズに進み、多少の手間が軽減され、その分の値引きが可能になります。

コストパフォーマンス
悪い
  • 付帯塗装のみ
  • 屋根塗装のみ
  • 外壁塗装のみ
  • まとめて塗装
良い
塗装費用足場費用合計費用
外壁塗装80万円18万円98万円
屋根塗装30万円18万円48万円
付帯塗装20万円18万円38万円
まとめて塗装130万円18万円148万円

仮に外壁塗装と屋根塗装・付帯塗装を別々で工事すると
外壁塗装98万円
屋根塗装48万円
付帯塗装38万円 合計184万円

別々で塗装184万円足場費用18万円×3
まとめて塗装148万円足場費用×1
差額36万円足場費用が2回分多い
まとめて工事した方が断然お得ですよ!
無駄な足場費用は避ける

工事する度に足場費用がかかるともったいなくないですか?
小さな工事・部分的な工事でも足場費用はかかります。

塗り替え時期でもないのに無理に塗装する必要はありませんが、なるべく同時期に一緒に行いたいですね。

メリット・デメリット

外壁塗装と同時に他の箇所も塗装するとお得なのは理解できたと思いますが、デメリットも少しあるので解説します。

メリット
デメリット
  • 足場費用が無駄にかからない
  • 同時に行うと新築みたいになる
  • 一度の出費が大きい
  • 塗り替えのタイミングが難しい

●デメリット

一度の出費が大きい
工事が増えるので仕方がありませんが、どうしても工事費は高くなります。
ここでの費用は数年で必ず回収できるので、デメリットとは言えないかもです。
塗り替えのタイミングが難しい
屋根と外壁・付帯部分の劣化状況は必ずしも同じとは限りません。
塗り替えが必要ない箇所は塗る必要はありませんが、足場費用は必ずかかることは覚えてください。

●メリット

足場費用が無駄にかからない
まとめて塗装することで、足場費用の節約になります。
同時に行うと新築みたいになる
まとめて塗装すると新築のような外観になります。
逆に部分的に塗装すると塗られてない部分の汚れが目立ちます。

足場が必要な箇所は、同時に行うことをおすすめします。

塗装以外の工事もまとめて行いたい

外壁塗装に限らず足場を伴う工事はまとめて行いましょう。
予算や家の状況によりますが、やはり足場費用は抑えて損はありません。

足場を伴う工事は同時期に!
同時に行いたい工事
  • 雨樋交換
  • 屋根工事
  • 雨漏り調査
  • コーキング工事
  • 太陽光パネルの脱着
  • 大工工事
  • 屋根塗装
  • 付帯塗装

雨樋交換

雨樋は積雪・強風の影響を受け破損しやすく、屋根工事・外壁塗装と一緒に交換される方が非常に多いです。
火災保険が適用されるケースも多く、工事依頼時に業者に聞いてみてください。

≫【外壁塗装】火災保険請求できるのに、ほとんどの人が使わない!

屋根工事

劣化が酷いと屋根の塗装ではなく、屋根工事になります。
塗装より高額になりますが、塗装より耐久性は良いため悪いことだけではありません。こちらも火災保険が適用されるケースがありますので確認だけはしてください。

≫【外壁塗装】火災保険請求できるのに、ほとんどの人が使わない!

雨漏り調査

外壁塗装と雨漏りは親密に繋がっています。すでに雨漏りしてて外壁塗装も考えているなら、必ずと言ってもいいほど同時に行いましょう。
塗装業者も雨漏り修理のプロです。塗装業者に一緒に依頼すれば、余計な出費は避けられます。

≫【緊急時にも慌てない!】雨漏りした時に知っておくべき6つの事!

コーキング工事

コーキング工事

コーキング工事(シーリング)は、外壁塗装とセットでおこなうとお得です。
上から塗料で保護すれば、コーキング材の耐久性も上がります。
≫ 【職人目線】サイディング外壁にあるコーキングの役割を徹底解説

太陽光パネルの脱着

太陽光パネルの脱着は塗装業者も多く扱う案件です。
外壁塗装時の足場を利用し、足場費用を抑えましょう。

大工工事

足場を伴う大工工事は最後に塗装するのが一般的です。
修理した後に部分的に塗装しても割高で、見た目もイマイチ。
工事の予定があるなら同時にしたい工事です。

屋根塗装

屋根と外壁は1セットと考えるぐらい同時に塗るのが当たり前の塗装工事です。
屋根だけ・外壁だけの塗装ははっきり言ってもったいないです。

付帯塗装

付帯部分と言っても色々あります。
・木部
・鉄部
・雨樋
・雨戸
主に外壁と屋根以外の細かい箇所を指します。
外壁などに比べて軽視されがちですが、耐久性もバラバラで塗り替えのタイミングは合いにくいです。
付帯部分だけの塗装工事は非常にコストパフォーマンスが悪いため、他の工事と同時に行うのがおすすめ。

まとめて行うことで工事がスムーズに進み、人件費が安くなります。

まとめ

外壁塗装に足場費用は必ずかかりますが、まとめて工事をすればその分の費用が安くなります。

必要ない工事は無理にする事はありませんが、お得になることは覚えておいてくださいね。


塗装に詳しくないと業者に言われたままで工事が進みます。
外壁塗装には本来の役割がきちんとあるので、せめて最低限の”塗装の役割”ぐらいは理解し、業者選び・塗装工事の基準にしましょう。
≫【塗装職人が解説】外壁塗装の役割を知れば、塗り替えのタイミングが分かる!

外壁塗装をする前に知っておいた方が良い事をまとめた記事もあるので、検討中の方や訪問販売が押しかけて困ってる方にはぜひ読んで欲しいです。
≫ 外壁塗装をする前に8つの事を知ってほしい【塗装業界歴25年のプロが解説】

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  • この記事を書いた人
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森口 よしお

25年間この業界に身を置き、下請け業者として今も毎日外壁塗装をさせていただいております。 会社の宣伝ではなく、第3者の意見として現場で感じた事をお伝えしていければと思います。

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